2026年10月更新:時間は、2026年10月時点で各市の公式の案内を確認した内容です。
火葬そのものは、棺が炉に入ってからおよそ50分〜1時間15分が目安です。
ただし、火葬場に着いてから収骨が終わるまでは、1時間45分〜2時間ほどみておくと安心です。
この記事では、厚木市・茅ヶ崎市・倉敷市・京都市・さいたま市・松戸市の公式の案内で、火葬の時間と、待ち時間を合わせた全体の時間を確かめました。
時間が長くなるときや、当日の予定の立て方もまとめています。
- 炉の中の火葬は50分〜1時間15分が目安です。年齢や体格で変わります。
- 待ち時間や収骨まで含めると、1時間45分〜2時間ほどです。
- 火葬が長引く原因は、棺に入れた物やドライアイスなど、事前に防げるものもあります。
- 当日の予定は、火葬の時刻から2時間は空けておくと、収骨まで間に合います。
火葬には、どのくらいの時間がかかりますか?
炉の中の火葬は、50分〜1時間15分ほどが目安です。
施設の案内によって、数字は少しずつ違います。
火葬にかかる時間は、全国で同じではありません。
公営の火葬場の案内に書かれた数字を、並べてみます。
| 施設 | 火葬の時間の記載 |
|---|---|
| 厚木市斎場(神奈川県) | 標準時間は火葬50分。入炉後、概ね1時間程度 |
| 茅ヶ崎市斎場(神奈川県) | 火葬約60分。待ち時間の目安は1時間前後 |
| 松戸市の斎場(千葉県) | 火葬所要時間の目安は約70分くらい |
| 倉敷市中央斎場(岡山県) | 火葬1時間15分程度 |
| 京都市中央斎場 | 火葬が終わるまで、おおむね60分〜90分待つ |
出典:厚木市斎場(令和7年5月15日改訂版)、茅ヶ崎市斎場(令和8年4月1日)、松戸市(令和6年4月1日現在)、倉敷市中央斎場(2024年4月1日)、京都市中央斎場(2024年8月現在)。
どの施設も、「おおむね1時間」前後です。
一番短い例で50分、長い例で1時間15分でした。
京都市の60〜90分は、待つ時間の目安です。
炉の中の時間は、今回の例では、どれも1時間台でした。
ただ、火葬が終わっても、すぐにお骨は拾えません。
次の項目で、全体の時間を見ていきます。
火葬が終わっても、すぐには収骨できません
火葬のあとには、炉の中を冷ます時間があります。
厚木市斎場の標準時間では、冷却が10分、焼骨確認が10分です。
茅ヶ崎市斎場も、火葬のあとは「冷却、焼骨確認、収骨」の順で進むと案内しています。
この冷ます時間があるので、火葬が終わった時刻と、収骨の時刻は同じではありません。
収骨の時刻は、係員の放送や案内に従ってください。
待ち時間や収骨まで入れると、全部で何時間ですか?
火葬場に着いてから収骨が終わるまでは、1時間45分〜2時間ほどです。
倉敷市中央斎場は、霊柩車が着いてから収骨が終わるまでを、約1時間45分と案内しています。
大宮聖苑(さいたま市)は、到着から収骨の完了まで2時間程度かかるとしています。
厚木市斎場の標準時間は、計120分です。
その内訳を、下の表にしました。
| 場面 | 時間 | だれがいるか |
|---|---|---|
| 到着・受入 | 5分 | 遺族 |
| 告別(最後のお別れ) | 15分 | 遺族 |
| 火葬 | 50分 | 待合室で待つ |
| 冷却 | 10分 | 待合室で待つ |
| 焼骨確認 | 10分 | 遺族の代表 |
| 収骨 | 15分 | 遺族 |
| 清掃 | 15分 | 火葬場の職員(遺族は帰る) |
出典:厚木市斎場「利用のご案内」。清掃の時間は、遺族が待つ時間ではありません。
清掃を除くと、遺族が火葬場にいるのは約105分です。
倉敷市中央斎場の「約1時間45分」も、同じ105分です。
2つの施設で、同じ長さの目安になっています。
火葬場の流れは、火葬場の流れの記事で、順に説明しています。
火葬の時間が長くなるのは、どんなときですか?
年齢や体格によって変わります。
棺に入れた物が原因で、長くなることもあります。
年齢や体格
茅ヶ崎市斎場の案内は、火葬時間は年齢や体格などにより変わると書いています。
厚木市斎場は、体重がおおむね100〜130kg程度の「過重体重」のときは、事前の連絡や相談を求めています。
体格が大きい場合は、炉や棺の大きさにも決まりがあります。
心配なときは、予約のときに火葬場へ伝えてください。
棺に入れた物
札幌市の案内には、制限している副葬品が棺に入っていると、不完全燃焼や大量の灰が出て、収骨のじゃまになり、火葬時間が長くなることがあると書かれています。
燃えにくい物を入れたとき、火葬が長引くという意味です。
厚木市斎場も、ドライアイスが入ったままだと二酸化炭素が出て、炉の中の温度が下がり、正常な火葬ができないとしています。
棺の中のドライアイスや保冷剤は、出棺の前に取り出します。
大宮聖苑も、副葬品が原因で火葬の遅れや炉の故障が出たときは、修理にかかった費用を請求する場合があると案内しています。
何を入れてよいかは、棺に入れてよいもの・いけないものの記事を見てください。
棺の種類
倉敷市中央斎場は、通常より分厚い部材で作られた、燃えにくい棺は避けるよう案内しています。
特別な棺を使うときは、火葬場へ先に確かめてください。
遅れて着いたとき
火葬場の予約時刻は、炉に火を入れる時刻です。
大宮聖苑の案内では、入場と告別までを予約時刻までに終えるよう求めています。
点火の時刻が予約時刻を過ぎるときは、告別を省いたり、時刻を変えたりすることがあります。
茅ヶ崎市斎場は、交通事情で遅れそうなときは、必ず電話するよう求めています。
倉敷市中央斎場も、遅れると受け入れをしばらく待たされることがあるとしています。
遅れそうなときは、必ず火葬場に電話します。
火葬の時刻は、いつからいつまで選べますか?
施設によって、火葬ができる時間帯が決まっています。
例に挙げた施設は、朝9時台から午後の早い時間までです。
火葬の時刻は、自由に選べるわけではありません。
次の例のように、予約できる時刻が決まっている施設があります。
| 施設 | 火葬の時刻の決まり |
|---|---|
| 茅ヶ崎市斎場 | 火葬開始は9時30分から。1時間おきの枠で、最後は14時30分(冬季のみ14時45分) |
| 札幌市の斎場 | 受付は9時30分から15時まで |
| 倉敷市中央斎場 | 受け入れは9時から16時まで。1日に最大28件 |
| 厚木市斎場 | 火葬のみ(直葬)の予約は、9時・10時30分・14時30分 |
出典:茅ヶ崎市、札幌市(2026年8月28日更新)、倉敷市中央斎場、厚木市の公式の案内。
夕方や夜の火葬は、これらの施設ではありません。
火葬が終わるまでに2時間ほどかかるので、午後の遅い枠は、収骨が夕方になります。
火葬場が混んでいて、希望の日に取れないこともあります。
日にちがかかる場合は、火葬待ちの記事を見てください。
友引の休みについては、友引の記事にあります。
当日の予定は、どう立てればよいですか?
火葬の時刻から、2時間は予定を空けておきます。
会食や帰りの移動は、そこに足して考えます。
火葬場には、火葬の時刻の15〜30分前に着くよう案内されています(厚木市は15〜20分前、茅ヶ崎市は30分ほど前)。
そこから収骨が終わるまでが、2時間ほどです。
厚木市斎場の標準時間では、炉に入れてから収骨が終わるまでは、火葬50分、冷却10分、焼骨確認10分、収骨15分で、合計85分です。
これを火葬の時刻に当てはめると、次のようになります。
| 火葬の時刻 | 収骨が終わる目安 |
|---|---|
| 午前9時30分 | 午前11時ごろ |
| 午前10時30分 | 正午ごろ |
| 午後1時30分 | 午後3時ごろ |
出典:厚木市斎場の標準時間から、当サイトで計算した目安です。実際は施設で違います。
このあとに、会食や帰りの移動が加わります。
いくつかの点を、前もって決めておくと、慌てずに済みます。
- 火葬場に着く時刻:予約の15〜30分前など、施設の案内に合わせます。
- 収骨のあとの会食:その場所と、始まる時刻を決めます。
- 帰りの車やバス:収骨の放送が出てから動かす施設があります。厚木市斎場は、収骨後の迎えの車を、収骨案内の放送のあとにするよう求めています。
- 高齢の方や子どもの休み時間:待合室で休めるかを確かめます。
- 次の予定(初七日や仕事など):火葬の時刻から2時間は空けておきます。
火葬場の着く時刻の決め方や、火葬場までの移動は、火葬場の流れの記事を見てください。
マイクロバスの手配は、マイクロバスの記事にあります。
火葬だけ(直葬)の場合
通夜や告別式をせず、火葬だけを行う場合は、火葬場に直接集まります。
厚木市斎場は、直葬の予約を9時・10時30分・14時30分とし、集合の時刻を予約の30分前としています。
川崎市北部斎苑も、告別室を使わない直葬は、火葬時刻の15分前に着くよう案内しています。
火葬場でお別れをする時間は、短くなります。
全体の時間は、通夜や告別式のあとに火葬をする場合と、大きくは変わりません。
炉の中の時間は、同じだからです。
火葬の間、斎場や式場で過ごす場合
富山市が2015年に斎場で行った観察調査では、10件のうち9件で、会葬者は棺が炉に納まるのを見届けたあと、車で葬儀式場へ戻っていました。
約2時間後の収骨の時刻に、また斎場へ来る流れです。
このように、火葬場では待たずに、別の場所で過ごす地域もあります。
収骨の時刻は、火葬のとき、職員が説明します。
どちらになるかは、地域と火葬場で違います。
待ち時間は、どう過ごせますか?
待合室で、お茶を飲んだり、食事をしたりして過ごします。
飲食の持ち込みは、施設の決まりに従います。
火葬中の待ち時間は、茅ヶ崎市斎場で1時間前後、京都市中央斎場で60分〜90分とされています。
厚木市斎場は、待合室の食事などの準備を、火葬の予約時刻の1時間30分前から行えるとしています。
大宮聖苑は、待合室に飲食物を持ち込めますが、前日までの予約が必要で、ごみは全て持ち帰りです。
厚木市斎場は、飲物の持ち込みを禁止し、売店で売っています。
茅ヶ崎市斎場は、待合室前のロビーで、お弁当の食事を禁止しています。
当サイトが調べた斎場のうち、会食室の記載が確認できた588館では、372館(63%)に会食室があります(2026年10月時点)。
会食室は、告別式のあとの食事に使う部屋です。
火葬場の待合室とは別の話ですが、火葬の待ち時間に、斎場へ戻って食事をする流れもあります。
待合室でできること、できないことは、待合室の過ごし方の記事にまとめました。
斎場での食事については、斎場での食事の記事を見てください。
よくある質問
- 火葬の時間は、どのくらいですか。
-
炉の中の火葬は、厚木市斎場で50分、茅ヶ崎市斎場で約60分、倉敷市中央斎場で1時間15分程度と案内されています。着いてから収骨が終わるまでは、1時間45分〜2時間ほどです。
- 体の大きい人は、火葬に時間がかかりますか。
-
茅ヶ崎市斎場は、火葬時間は年齢や体格などで変わるとしています。厚木市斎場は、体重がおおむね100〜130kg程度のときは事前の連絡や相談を求めています。予約のときに、火葬場へ伝えてください。
- 火葬の途中で、火葬場を離れてもよいですか。
-
施設によって違います。厚木市斎場や京都市中央斎場は、待合室で待つ流れです。離れてよいかは、火葬場や葬儀社に確かめてください。くわしくは、火葬場の流れの記事に書きました。
- 収骨の時間に遅れたら、どうなりますか。
-
十日町市斎場の案内には、指定の収骨の時間に遅れると、ほかの火葬の業務に影響が出るとあります。時間に間に合わないときは、代表の方数名でお越しくださいとも書かれています。遅れそうなときは、火葬場に電話してください。
- 火葬だけの場合も、同じくらい時間がかかりますか。
-
炉の中の時間は変わりません。厚木市斎場は、直葬の集合時刻を予約の30分前としています。着いてから収骨が終わるまでは、1時間45分〜2時間ほどみておくと安心です。
- 火葬の予約時刻は、何の時刻ですか。
-
大宮聖苑の案内では、予約時刻は火葬炉に火を入れる時刻です。入場と告別までを、その時刻までに終える必要があります。施設によって違うので、予約のときに確かめてください。
まとめ
- 炉の中の火葬は、50分〜1時間15分が目安です。
- 着いてから収骨が終わるまでは、1時間45分〜2時間ほどです。
- 年齢や体格、棺に入れた物、ドライアイスなどで、時間は変わります。
- 当日の予定は、火葬の時刻から2時間は空けておきます。
- 時間は施設ごとに違います。予約のときに、火葬場の案内で確かめてください。
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※時間は、2026年10月時点で各市の公式の案内を確認した内容です。施設の都合や改定によって変わることがあります。行く火葬場の最新の内容は、火葬場や葬儀社でご確認ください。